ねこのきもち
猫の生態−観察日記


ねこのきもち 無尾遺伝子

2007.11.02 Friday

無尾遺伝子 ランピー

イギリスのマン島に生息する猫、マンクスが持つ遺伝因子。無尾遺伝子には完全無尾の「ランピー」と、株のような動かない尾の「スタンピー」そして「ロンギー」と呼ばれる短めから長めの尾のあるものがある。

無尾遺伝子は致死遺伝子の為、ランピー同士の交配は、流産や死産が起きやすい。またランピーを三代続けて掛け合わせると致死遺伝子が強く働いて子猫が生まれないなど、繁殖はきわめて難しい。

マン島のマンクスには様々な迷信がある。例えば「ネズミを追いかけていた猫が、ノアの箱舟に最後に飛び乗ろうとして尻尾が扉に挟まれてしまった」また「マン島を根城にしていた海賊が帽子の飾りとして長いネコの尻尾をみんな切り取ってしまった」など。現在ではマンクスの無尾は、致死性遺伝子によるいわゆる奇形であることが知られている。

因みに、日本には尻尾の短い(もしくはない)ジャパニーズボブテイルという品種があるが、この品種の無尾は、マンクスが持つ無尾遺伝子によるものではない。



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